タペストリー、織り上がりました。
織り上がったままだと、布が波打っているので張り仕上げをします。出来上がると布がピシっとして(?)別人になります。
布目が直角になる様気をつけながら、床に張ります。
濡れタオルをかぶせます。
霧を吹きながらタオルを抑えます。
乾いたら裏の無駄糸を整理し、タペストリーとして飾れるように加工します。
この作業を川上先生のところで初めて教えていただいたのはもう25年以上前。あれから大小合わせれば何回繰り返したでしょうか?織り上げたときも嬉しいものですが、張り仕上げをすると布としての完成度が格段に上がります。着物の洗い張りと同じ感覚だと思います。着古した着物を解いて、つなぎ、水で洗って、張り板に張る。あるいは伸子を打つ。四角四面な私、この作業は結構好きです。
では、仕上がったらまたご覧頂きたいと思います。
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コメント
タペストリーの完成、おめでとう!
白の下からうっすらと色みが感じられて、春を呼ぶような、爽やかなデザインですね。
仕上がってからの写真アップ、楽しみに待っています。
投稿: orume | 2012年2月14日 (火) 16時58分
”春を呼ぶようなデザイン”、素晴らしい褒め言葉!!!!!ありがとうございます。右と左の地の色、緯糸をほんの少し違えて変化をつけました。仕上げ、頑張ります。
投稿: 花ちゃん | 2012年2月14日 (火) 23時23分