臭木の実で染める
私も以前は見たことがなかったのですが、探してみると結構あります。
7.8ミリの紫紺の実と赤いガクを分けますが、これが一仕事。延々8時間で2kgの実が確保できました。
臭木の実は無媒染で水色に染めることが出来ます。ガクは鉄媒染で銀鼠色を染める予定です。
今回は絹糸を5種類染めてみました。
ちなみに実が1kgで糸を1kg染められます。2度染めしたらそれで終わり!
でも藍の生葉染めより淡くて黄味のある水色です。自分で染めた草木染の糸に新しい色が加わって、どんなテクニックで、どんな色の糸とミックスして織るか、今から楽しみです。
ただ、臭木の水色は無媒染なので退色しやすいということです。、ついでに帯揚げを染めて自分で使って試してみることにしました。
次は、山崎樹彦さんの草木染伝習所で分けていただいたキブシを染める予定です。
草木染も織りもそしてブログも、継続が力なり?
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コメント
久しぶりの更新に思わずコメントしたくなり(笑)…織り・染め、色々吸収することが盛り沢山で楽しみです~!
確かに継続は力なりですね…近頃しみじみ感じます。(実は、昔この言葉が余り好きではありませんでした…言葉の印象としては「長きに亘ってコツコツと努力する…」という感じで…私にはどうも合わない!気がしていたのです。)
最近…コツコツでなくとも、「自己流」に継続することが大切!と悟った次第(笑)…頑張りまーす!
投稿: subaru mama | 2011年10月29日 (土) 00時40分
久しぶりの更新、見つけていただいてありがとうございます。私もコツコツ努力しているわけではありません。ダラダラながら継続して、そしてたまに努力、っていう感じです。そんな時々の努力にもかかわらず、手仕事は大いなる感動を与えてくれるのでやめられません。subarumamaさんの継続の賜物、11月の個展を楽しみにしています。
投稿: 花ちゃん | 2011年10月29日 (土) 19時55分
植物の「色」ってつくづく不思議ですねえ。ブログのお写真でもとてもきれいな色ですが、やっぱり本物が見てみたい!
投稿: つがるねこ | 2011年11月 5日 (土) 11時33分
本当に自然からの贈り物ですね。でもそれを材料に染める技術を発見してきた先達の努力も凄い。人間は教えられずとも美しいものを求めるんだよね。
投稿: 花ちゃん | 2011年11月 6日 (日) 12時01分